中国から帰国
2010-08-29


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今日無事返中国から帰って来た。けっこうハードスケジュールで、疲れたが、けっこういろろいあって面白い旅であった。

 まず、昆明から大理まで初めて鉄道で行った。8時間のゆっくりとした旅であったが、これがなかなかよかった。昆明・大理はバスだと早ければ4時間、鉄道でも快速は5時間だが、鈍行しかとれなくて、8時間の旅となったが、寝台車のベッドに腰掛け、疲れたら居眠りしながら、車窓の風景を眺める、こういうのもなかなかいい。中国鉄道紀行の番組があったが、まさにあんな感じであった。

 シンポジウムは、一応国際シンポジウムで、雲南の開遠市で行われた。シンポジウムの一行が昆明からバス数台で開遠市につくと、パトカーがわれわれを先導し、道のあちこちに警官が立っていて、交通整理などをしている。まさにVIP待遇であった。さすがに、市の肝いりのシンポジウムなので、市の力の入れようも相当なものである。宴会も書記長や市長の演説がしっかりとあった。

 シンポジウムは「兄妹始祖神話の研究討論」というもので、日本からはわれわれの学会と、中国の研究者、韓国、アメリカの研究者もいた。現地では村に案内され、兄妹の「人祖廟」の見学や、歌で伝えている兄妹洪水神話を語って聞かせてもらい、興味深かった。

 12日間の、調査や指南ポジウムの旅であったが、何とか体調もこわさずに帰ってこれた。中国の話はいろいろあるがとりあえず帰国の報告である。

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